ポロポロ
先日、13年間をともに過ごしたギターとお別れしました。
Photogenicではなく、まさかのGibson。
購入時のホワイトからクリーム色になるまでともに過ごしたマイギター。
何を勘違いしたのか「ピロピロできるようになったら、次はレスポール!」とか言ってたっけ。
一体どの口が言ってんだ。
今弾いてみろ、ボロボロだぞ。
若いって凄い。
日進月歩ならず。
暇を持て余し楽器屋に通ったりして、いつかはピロピロ出来ると信じて弾いてたあの頃。
でも全然上手くならず。
ほんと楽器は難しい。
弾けば弾くほど上達しない自分に引いていく。
センスの欠片も産まれないまま段々と弾かなくなり、音楽理論の端っこも分からずで、完璧なまでに詰んだマイギターライフ。
そうなれば、マイギターはディスプレイに変身するお決まりのコースへ。
質素な自宅を彩ってくれました。
お別れの時へ
コロナ禍で世間的に楽器需要が高まった際も、終ぞ弾くことはなかったマイギター。
「楽器は奏でるためにある」
よく聞く言葉です。
ディスプレイと化したマイギターを見つめ、よーく考えました。
恐らく今後も弾き続けることはないでしょう。
弾いてもらえる人に譲ろう。
お別れを決意しました。
ユアギター
購入時より高く買い取ってもらって喜ばしい反面、やはり寂しさも。
いつもあった場所にもういない。
マイギターはユアギターに。
次のお宅ではたくさん奏でてください。
バイバーイ。